ビガーオフィス

株式会社モーメント : 渡部智宏

2021年(第55回)
ビガーオフィス
作品名ビガーオフィス
作品代表者渡部智宏
作品代表者所属株式会社モーメント
所在地東京都
竣工年2020
ディレクター 株式会社モーメント 渡部智宏
ディレクター 株式会社モーメント 平綿久晃
デザイナー 株式会社モーメント
クライアント 株式会社ビズオース
受賞コメントアイデア+アート=サイン もともと所在地の違うコンサルタント会社と5つ関連会社を1つに集め、会社同士の接点を増やすこと、スペースの効率化をテーマにオフィスデザインをしました。 求められたのはアイデアの触発。この命題に応えるため私達は2つの施策を提案しました。 1つ目はコンサルタントの仕事はとてもホワイトボードを使うことから、オフィス内の殆どの壁をホワイトボード化し、ストレス無く部屋中どこでも書くことができる壁にすることです。ホワイトボードの総面積は通常の会議室で使用するもので換算すると200枚分(約300㎡)の面積に相当します。大壁面のホワイトボードにプロジェクトのアイデアを書くことでバラバラだった6社が、今どんなことを考えているかをリアルタイムに可視化・共有化できアイデアの融合が起こります。つまりこれはアイデアをサイン化することです。 2つ目は空間全体にアートを散りばめること。キュレーターを招き入れ、オフィス内の12箇所に23点のアートを配置しました。今回のプロジェクトには9名の国内外のアーティストが参加しました。エントランスの作品を始め幾つかはこのプロジェクトの為にアーティストに依頼して製作してもらったコミッションワークです。オフィスにいながら現代アートのギャラリーのような体験ができ、常にクリエイティブな意識が芽生えます。点在しているアートの傍らにはアイデアの走り書きといったような、通常ではありえない不思議な空間が広がります。アートはキュレーターと協働し、定期的にアートを変えるシステムを採用し、常に空間に鮮度を与えます。 書いては消してを繰り返すホワイトボードのアイデア、展示替えをすることで常にクリエイティブな刺激を与えるアート。固定化されることなく絶え間なく更新される情報伝達も一つのサインと規定する実験的な試みです。