株式会社ツムラ 製造施設サイン計画
オンドデザイン
:
馬頭 亮太
2017年(第51回) 入選
作品名株式会社ツムラ 製造施設サイン計画
作品代表者馬頭 亮太
作品代表者所属オンドデザイン
所在地静岡県
竣工年2016
ディレクター
オンドデザイン 馬頭亮太
デザイナー
オンドデザイン 馬頭亮太
総合監修
株式会社GFE
施工者
大成建設株式会社
クライアント
株式会社ツムラ
受賞コメント『永い時間をかけ独自の成長を遂げた日本の漢方を広く世界中の人々に届け、世界の健康とからだのバランスを支える漢方製薬企業』を施設ブランディングのコンセプトに、さまざまな制約を受け無機的な空間になりがちな医療製剤の製造現場においても、企業理念や日本の漢方を端々で伝えることができる施設内外部を通したサインを計画しました。
【屋外に展開するサイン】各製造拠点の最も人目に触れる壁面に配された、ツムラのブランドカラー:ツムラセピア(草根木皮が息吹く自然の恵みの源泉である大地の色)が描く1本のシンボリックな垂直線。セピアラインの下部には、現在地から国内外の拠点(計9箇所)までの距離が掲出され、どの社屋/工場においても、ツムラは『日本(中心=経緯度原点)』を通してひとつに繋がっていることを表現しています。また、海外工場においては、そのセピアラインの延長線上に『日本』があることを感じさせ、物理的な距離を超えた企業の一体感の醸成を図っています。
ツムラの創業年(1893年)に由来して幅1893mmで塗り分けされたツムラセピアとグレーのラインや、さりげない「日本の粋」の表現として取り入れた軒裏のツムラセピアによる塗装など、細やかな部分においても、ここで働く誰もが「語ることのできるブランドストーリー」を織り交ぜながら、 他施設への展開や規模の拡大に柔軟に対応できる屋外サインを計画しました。
【屋内に展開するサイン】漢方製剤の製造施設としての清浄性や安全性を第一に、「漢方の再発見と意外性の演出」をテーマに、各施設の機能用途にあわせた屋内サインを計画しました。屋内サインにおいては、屋外と同様に垂直に伸びるライン(日本の伝統色を各空間の用途ごとに設定)を背景に各サインを掲出。ピクトグラムの構成要素や書体選定に関するデザインルールを設け、他拠点へ展開した際の掲示品質の統一を図っています。