東京大学医学部附属病院 サインの改修
合同会社mix
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渡辺光恵
2018年(第52回) 入選
作品名東京大学医学部附属病院 サインの改修
作品代表者渡辺光恵
作品代表者所属合同会社mix
所在地千葉県
竣工年2018
クライアント
東京大学医学部付属病院
デザイナー
合同会社mix 渡辺光恵
設計総括
上野・藤井建築研究所
エージェンシー
株式会社清和ビジネス
カメラマン
坂下智広
受賞コメント987年から建築家岡田新一氏により進められてきた東京大学医学部附属病院の建築計画においての、初の大規模なサインの改修プロジェクトである。現在、当病院は、1つの外来棟、2つの中央診療棟、2つの入院棟、さらに、管理棟、駐車場棟と新旧取り混ぜて複雑な多棟構成となっている。
●棟から棟への矢印
増改築を重ねてきた当病院では、病院スタッフでも現在地を見失う事例が生じていた。棟から棟へのの円滑な移動のため、壁面いっぱいの大きな矢印を設置し、歩きながらの目線で情報を得られるようにデザインした。
●診療科のアイコン-中央診療棟
2つの中央診療棟は、それぞれ、長い廊下の途中に診療科を設けている。天吊りの既存サインでは、照明光源を見つめてしまうことになったり、避難誘導灯を隠してしまったり、2400mmの天井高さの廊下では不具合を生じていた。そこで、思い切って、壁面に大きく診療科の「アイコン」を設置し、受付まで長いラインで誘導するデザインを試みた。「アイコン」は、アイキャッチしやすく、受け入れやすいタイポフェイスデザインを行なった。また、2つの中央診療棟は、それぞれ、ブルーとグリーンでカラーリングすることで、現在地(棟)を見失うことも軽減できた。何よりも、殺風景になりがちな長い廊下に、健やかなサインで活気が生まれ、ストレスレスな空間を来院者に提供できれば嬉しい。