三菱ケミカルScience & Innovation Center 本棟 サイン計画

廣村デザイン事務所 : 廣村正彰

2023年(第57回)
作品名三菱ケミカルScience & Innovation Center 本棟 サイン計画
作品代表者廣村正彰
作品代表者所属廣村デザイン事務所
所在地神奈川県
竣工年2022
ディレクション 廣村デザイン事務所 廣村正彰
デザイン 廣村デザイン事務所 中村一行
デザイン 廣村デザイン事務所 平島太一
建築設計 株式会社竹中工務店
クライアント 三菱ケミカル株式会社
撮影 ナカサアンドパートナーズ
撮影 廣村デザイン事務所
受賞コメント素材から機能商品までの研究を行う施設のサイン計画。コンセプトは「LAYERED SIGN(レイヤードサイン)」とし、場所に応じて適切な情報を全体の中から抽出して、利用者にとって必要な案内のみを掲出している。研究室をはじめとする各居室には記号が与えられ、それらが化学式のように結合し、場所を形成、さらには建築全体を構成している。新しい化学式=イノベーションが起きる場にふさわしいサイン計画を目指した。(廣村正彰)
選評(竹内誠)
ガラスを通して中の施設をテロップのように表記された数字とアルファベットの連続。まるで組成式が並べられたようなサインは美しくもあり、化学メーカーとしてのアイデンティティが強烈に伝わってくるようだ。サイン機能としてのわかりやすさよりも施設名ともなっているイノベーションを誘発する空間を意図していることが見て取れる。