東京国際大学池袋キャンパス

エモーショナル・スペース・デザイン : 渡辺 太郎

2024年(第58回)
東京国際大学池袋キャンパス
作品名東京国際大学池袋キャンパス
作品代表者渡辺 太郎
作品代表者所属エモーショナル・スペース・デザイン
所在地東京都
竣工年202305
ディレクション エモーショナル・スペース・デザイン 渡辺太郎
デザイン エモーショナル・スペース・デザイン 佐野裕次
デザイン エモーショナル・スペース・デザイン 折目翔麻
デザイン エモーショナル・スペース・デザイン 王和謙
ディレクション(建築設計) 大成建設株式会社一級建築士事務所 滝村菜香
建築設計 大成建設株式会社一級建築士事務所 輿石秀人
建築設計 大成建設株式会社一級建築士事務所 西尾吉貴
建築設計 大成建設株式会社一級建築士事務所 麻田北斗
建築設計 大成建設株式会社一級建築士事務所 生出健太郎
施工 株式会社ジェイエスピー
クライアント 学校法人東京国際大学
撮影 竹中写真事務所 竹中研二
撮影 株式会社クリエイティブアイズ 川村剛弘
撮影 エモーショナル・スペース・デザイン
作品意図東京国際大学では100ケ国以上の留学生と共に学ぶ環境を整え、優れた国際的人材の養成に力を入れている。キャンパス内では低層から高層までを地球の緯度になぞらえ、各国から望む水平線のイメージを展開した。各階は東西にゾーン分けされ、視線の先の方角に位置する国々のシーンを配置している。現在地の高さと位置を把握できる337ケ所の仕掛けが、空間のサイン性と独自性を高め、活発なコミュニケーションももたらしている。
招待審査員賞(小林章)
文字情報を控えめにして、各フロアとそのフロアの上での方角によるゾーニングを色調の異なる画像を使って表現しているのがとても新鮮に映る。東側には午前の陽光、西側には夕陽を思わせる色調を選び、無機的な構造の建物の中にいる人間の感覚に働きかけている点が秀逸。
文字情報の邪魔をしないようにフォーカスを柔らかくした画像の処理も効果的で心地よい。

選評(宮崎桂)
多くの国からの留学生の心を思いやるようなやさしい視点と表現で丁寧にグラフィックが作られている。一見してナイーブでロマンチックな作品。写真を手掛かりにした表現手法自体は特に新しいわけではないが、応募の写真で見る範囲において空間的に特徴があるわけではないので、このサインの空間演出効果の役割は大きい。館内は場所でサインのテーマが水平線(写真表現)と国旗(幾何学表現)という二ラインとなっているが、二つの表現がかけ離れているためメインのテーマに絞り切ってもよかったのではないかと思った。