金沢美術工芸大学サイン計画

廣村デザイン事務所 : 廣村 正彰

2024年(第58回)
金沢美術工芸大学サイン計画
作品名金沢美術工芸大学サイン計画
作品代表者廣村 正彰
作品代表者所属廣村デザイン事務所
所在地石川県
竣工年202307
ディレクション 廣村デザイン事務所 廣村正彰
デザイン 廣村デザイン事務所 中村一行
デザイン 廣村デザイン事務所 宇津木幸治
建築設計 株式会社SALHAUS
建築設計 株式会社カワグチテイ建築計画
建築設計 株式会社仲建築設計スタジオ
照明デザイン 株式会社岡安泉照明設計事務所
家具 株式会社藤森泰司アトリエ
施工 スタンドアドサービス株式会社
クライアント 金沢美術工芸大学
撮影 Hi-Bush 大井川茂兵衛
作品意図校内の「棟名」「室名」など大小様々なものが全て連動したサインシステムです。大動脈から末端の毛細血管に繋がるように、大通りから7つの棟に広がる動線を起点に、各棟の部屋へ導くサインが、枝分かれするラインで繋がっています。大きな施設で目的地を目指す際、頭の中でいくつかの階層を辿り、徐々に小さな範囲にフォーカスし行き方を設定します。この思考とサインがリンクするよう、全ての記号を直線で連結し視覚化しました。
選評(山田晃三)
古き美術系大学は、一般人には近づきがたい芸術の館という閉ざされた印象が定番だ。しかしこの新校舎の建設コンセプトは違った。、周辺の人々にキャンパスを開放し街との連続性の中で存在するという発想の転換が、本サイン計画の最初の出発点である。近隣施設からの人の主要動線(アートプロムナード)を軸に、はじめて訪れる人たちが全体を把握しスムーズに目的地にたどり着けるよう総合案内図が用意された。01〜07まで各施設の数字表記がガラス板面に浮き上がり威圧感なく誘導する。学生たちの工房や作業室のガラス面にも、工具や機器が線画で描かれ学生たちの創作意欲にも寄与しているのだろう。典型的な、街に開かれたサイン計画である。