IIS/IIK堺新事務所
廣村デザイン事務所
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廣村 正彰
作品名IIS/IIK堺新事務所
作品代表者廣村 正彰
作品代表者所属廣村デザイン事務所
所在地大阪府
竣工年202305
ディレクション
廣村デザイン事務所 廣村正彰
デザイン
廣村デザイン事務所 宇津木幸治
建築設計・ディレクション
株式会社竹中工務店 森田昌宏
建築設計・ディレクション
株式会社竹中工務店 越野達也
建築設計・ディレクション
株式会社竹中工務店 木南達也
施工
日本サイン株式会社
クライアント
株式会社IHIインフラシステム
撮影
株式会社ナカサアンドパートナーズ
作品意図「鉄」を取り扱い、主に橋梁事業を手掛ける企業の事務所棟のサイン計画。
サインのベースとなる鉄板の提供から切り出し、加工を敷地内の工場に依頼して製作した。
案内やゾーニングのサインには黒皮鉄を用い、塗装は錆止めのみとすることで、 加工時のケガキや後工程の職人に向けた伝達事項の書き込みを残した。
工場での日々の仕事を事務所に持ち込み、 社内外の人々に自社の技術の高さを伝えることを目指した。
招待審査員賞(吉泉聡)
主要事業で扱う「鉄」そこに与えられた「加工」そこに内在する仕事の「痕跡」が、サインとして翻訳され、自社の仕事の源泉が可視化されています。
兎角現場から離れてしまいがちな事務所にこのサインが置かれていることに、大きな意味を感じます。
日々ここで働くすべての人々の中に、自社の仕事へのプライドの様なものがフィジカルに呼び覚まされていくのではないでしょうか。
そんなサインがサインする事の役割の拡張と可能性を、この作品から感じずにはいられません。
選評(渡辺太郎)
工場で鉄が加工されていくプロセスをサインに痕跡としてリアルに残して普段はあまり馴染みの無いホワイトカラーの事務所棟に展開したこのサインは、工場内だけでなくオフィスにいる社員にも自社の高い技術力で加工した『生』の鉄を身近に感じることができる。それによって、心一つになるという企業ブランドの社内向けのクライテリアにも繋がっている事が素晴らしい。
ひとつ残念だった事は審査会でも議論になったが、内部空間然とした優しいインテリア空間に存在するサインの荒々しい力強さは空間的にバランスが悪いとの意見はあった。