八幡屋礒五郎ーCEVEN LABー カスタムブレンドキッチン
株式会社乃村工藝社
:
中川百合
2025年(第59回) 金賞
作品名 八幡屋礒五郎ーCEVEN LABー カスタムブレンドキッチン
施設正式名称 八幡屋礒五郎 Development Center
作品代表者 中川百合
作品代表者所属 株式会社乃村工藝社
所在地 長野県
竣工年 2025
ディレクション
株式会社乃村工藝社 深野友規
デザイン
株式会社乃村工藝社 中川百合
プランニング
株式会社乃村工藝社 山口千晴
施工
株式会社乃村工藝社
施工
株式会社乃村工藝社 稲葉聡
マネジメント
株式会社乃村工藝社 北山浩二
マネジメント
株式会社乃村工藝社 諏訪部香織
マネジメント
株式会社乃村工藝社 森田琴絵
グラフィックデザイン
株式会社ハラペコ 遠藤光太
イラストレーター
OFFICE YANO 矢野惠司
クライアント
株式会社八幡屋礒五郎
撮影
澤近勝利
受賞コメント このような素晴らしい賞をいただき、大変光栄に思います。
この空間で提供している、対話を通しスパイスを調合するスタイルは、クライアント様が300年前から続けてきた姿を、現代のビジネスコミュニケーションの場に置き換えたものです。モチーフとなった七味缶や素材をひも解く中で、製品への愛にあふれる社風から多くのデザインのヒントを得ることができました。自分なりに新しいことに挑戦できたのは、クリエイティビティを尊重してくださるクライアント様と、その信頼関係があったからこそだと思っています。
作品意図 八幡屋礒五郎(やわたやいそごろう)は1736年に長野の地に創業し、「信州土産といえば七味」というイメージをつくり上げた老舗企業。自社施設の作業場を改修し、B to B向けのコラボレーションキッチン兼ショールームを整備。看板商品である七味缶をモチーフにしたサインデザインや展示など、対話と共創の種となる仕掛けが空間に散りばめられている。
「七味」は7種類以上のスパイスがブレンドできるという。そのスパイスたちの味覚が視覚に置き換えられ、それぞれの個性がシンボリックに色鮮やかにディスプレイされた。あの伝統の七味唐辛子、その世界がこうまで広がるとは思ってもみなかった。実験的なラボゆえに未来感が漂う。背景は白木の収納箱や展示ケース、地と図のコントラストが気持ちいい。金賞にまで上り詰めたのは、ここで「自分だけの七味」をブレンドしたい、と思う審査員が多かったからである。[山田晃三]
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