もっと会話のある水族館 SeaZoo
株式会社乃村工藝社
:
高橋建司
作品名もっと会話のある水族館 SeaZoo
施設正式名称城崎マリンワールド SeaZoo
作品代表者高橋建司
作品代表者所属株式会社乃村工藝社
所在地兵庫県
竣工年2024
ディレクション
株式会社乃村工藝社 高橋建司
デザイン
コッペデザイン 中西るみ
マネジメント
株式会社乃村工藝社 岩本典之
マネジメント
株式会社乃村工藝社 宮﨑遥
テクニカルディレクション
株式会社乃村工藝社 長尾成生
プロダクトディレクション
株式会社乃村工藝社 舩倉道考
プロダクトディレクション
株式会社乃村工藝社 前田温人
グラフィックデザイン
アガスケ合同会社 ナオヤ
イラストレーション
株式会社マエダ特殊印刷 前田努
イラストレーション
株式会社マエダ特殊印刷 髙岩千容
映像制作
株式会社 アクロス 福田増友
施工
株式会社乃村工藝社
クライアント
日和山観光株式会社
撮影
有限会社下村写真事務所
受賞コメントこの度の受賞、チーム全員嬉しく思っています。城崎マリンワールドにある「SeaZoo」。
コンセプトは「もっと、会話のある水族館へ」です。飼育員が日々の生き物との関わりから得られる気づきや観察してほしいポイントを自身の「言葉」や「声」、「アニメーション」を通じて来場者へ語りかけるさまざまな仕掛けや演出を施しました。展示空間においては、美術館のごとく水槽を「作品」と捉え、その周囲の余白をデザインすることで、来場者が水槽の生きものに注目・観察し、会話をしながら鑑賞できるようにデザインしています。オープン後、お客様が足をとめ、狙いどおりに会話をしながら生き物を観察している姿を見るとあらためてデザインの力に驚かされました。
作品意図コンセプトは「もっと、会話のある水族館へ」。飼育員が日々の生き物との関わりから得られる気づきや観察して欲しいポイントを自身の「言葉」や「声」や「アニメーション」を通じて来場者へ語りかける様々な仕掛けや演出を施した。展示空間においては美術館のごとく水槽を「作品」と捉え、その周囲の余白をデザインすることで、来場者が水槽のいきものに注目・観察し、会話をしながら鑑賞できるようにデザインしている。
飼育員の生き物への想いが様々な会話的手法で来館者に伝えられ、新鮮な観察体験を生み出すよう細部まで考え抜かれている。水槽周辺に意図的に設けられた余白は、各生物に視線を集中させる洗練された空間演出となり、この「間」が観察の質を高めている。作品意図が空間言語として見事に表現され、来館者同士の会話が自然と生まれる様子が想像できる。この作品は単に情報を「伝える」だけでなく、人々の「つながり」を育むという価値を具現化し、水族館体験の新たな可能性を開いていると感じた。[平手健一]