芦屋釜の里

株式会社マイサ : 加藤美香

2025年(第59回)
芦屋釜の里
作品名芦屋釜の里
施設正式名称芦屋釜の里
作品代表者加藤美香
作品代表者所属株式会社マイサ
所在地福岡県
竣工年202411
ディレクション 株式会社佐藤総合計画
建築設計 株式会社佐藤総合計画
デザイン 株式会社マイサ
施工 株式会社マイサ
クライアント 芦屋町
撮影 株式会社マイサ
受賞コメント「芦屋釜の里」は、南北朝時代(1350年頃)から造られた茶の湯釜の名品「芦屋釜」を今に伝える収蔵展示文化施設です。 緑あふれる約3000坪の日本庭園を擁した敷地に建設された施設のサイン計画では、静謐と品格漂う空間の中に溶け込むデザインを目指しました。釜の重厚感と調和させるためリン酸処理を施し製作したサインは、靭(しな)やかさを意識したヴィジュアルと相まって、茶の湯釜に宿る佇まいを表現しています。 ※静謐 ルビ「せいひつ」
作品意図「芦屋釜の里」は、南北朝時代(1350年頃)に造られた茶の湯釜の名品「芦屋釜」を今に伝える収蔵展示文化施設です。緑あふれる約3000坪の日本庭園を擁した敷地に建設された施設のサイン計画では、静謐(せいひつ)と品格漂う空間の中に溶け込むデザインを目指しました。リン酸処理を施し製作したサインは釜の重厚感と調和し、靭(しな)やかさを意識したヴィジュアルと相まって、茶の湯釜に宿る佇まいを表現しています。
茶道具の名品として知られる芦屋釜を収蔵・展示する施設である。南北朝から室町時代にかけて発展した優美で端正な佇まいの芦屋釜は、茶の湯文化を象徴する存在とされている。その精神性を受け継ぐように整えられた美しい庭園と建築も、凛とした静けさをたたえている。リン酸処理を施したというサインは、空間の静寂を損なうことなく控えめながら現代性を感じさせるデザインで、環境と見事に調和している点が高く評価された。[葊村正彰]