そなエリア東京リニューアルプロジェクト
株式会社丹青社
:
金子華絵
作品名そなエリア東京リニューアルプロジェクト
施設正式名称そなエリア東京
作品代表者金子華絵
作品代表者所属株式会社丹青社
所在地東京都
竣工年2024
ディレクション
日本工営都市空間株式会社 篠崎弘明
ディレクション
日本工営都市空間株式会社 北村純一
ディレクション
日本工営都市空間株式会社 矢野麻里子
デザイン
株式会社丹青社 金子華絵
デザイン
株式会社丹青社 石河孝浩
プランニング
日本工営都市空間株式会社 森戸麻理子
プランニング
日本工営都市空間株式会社 胡佳慧
プランニング
株式会社丹青社 千葉香菜子
プランニング
株式会社丹青社 熊谷麻友子
施工
株式会社丹青社
クライアント
国土交通省 関東地方整備局 国営昭和記念公園事務所
撮影
神宮 巨樹
撮影
株式会社シンカ 藤本伸吾(sinca)
受賞コメントこの度は歴史ある日本サインデザイン賞を受賞でき、大変光栄に存じます。空間づくりに多大なるご協力を頂いたクライアントならびに関係各所の皆さまには、改めて御礼を申し上げます。
『そなエリア東京リニューアルプロジェクト』の目的は、喫緊の課題である首都直下地震への「そなえ」を考え、自分ごと化することにあります。この受賞を機に、より多くの方に施設へ足を運んでいただき、ご自身のライフスタイルに合わせた「そなえ」の実践、更には多様な人々との相互理解を深めるきっかけとなれば幸いです。
今回の受賞を励みに、当社のパーパスである「空間から未来を描き、人と社会に丹青(いろどり)を。」の実現に向けて邁進してまいります。
作品意図困難を抱えた避難者の姿や多様化する人々の特性を、館全体を貫く共通システム=書割パネルで表現。1F避難体験では被災者の言葉を際立たせた書割で、被災時に想定される課題を提示。「そなえる気持ち」を醸成しそなえ学習へ導く。2Fそなえ学習では多様な特性をピクトグラム化した書割で、一人ひとりの特性にあったそなえ情報を提供。様々な人を表す書割が体験者の能動的な回遊を促し、災害へのそなえの自分ごと化を目指した。
日本国は古来より自然災害と向き合いながら文化を形成し歩んできた国。近年にも多くの大災害と日本人は向き合っている。『そなエリア東京リニューアルプロジェクト』は、困難を抱えた避難者の状況や、多様化するライフスタイルでの人々の特性を、館全体を貫く共通システム=書割パネルで表現している。展示手法はあえて仮設的にし、避難時を想定したペットボトルなどを使った様々な工夫が活かされている。展示を体験した人々は「そなえる気持ち」を醸成し、そなえ学習へと導かれる。イラストやデザイン表現の完成度も高く、この取り組みが手本となり、日本全国、世界に広がることを望みたい。[平野湟太郎]